びっとこいんやすべえです。最近の話ですが、とある書店でマネー誌を立ち読みをしていたら、横で立ち読みをしていたお爺さまが周りに聞こえるような声で喋り始めました。

爺「わしもビットコインに金突っ込んでみるかぁ~」

ん?どうした?と思いながら、横目で見てみると、どうやらビットコイン関連のムック本を読みながら、一攫千金に夢を馳せていらっしゃるように見受けられました。。。お爺さまは引き続き喋ります。

爺「ビットコイン、200万円、突っ込んでみるかぁ」

お爺さま、周りの注目を惹きつけます。そして、お爺さまの目線はマネー誌を読んでいる隣の私に向かっているようにも思えました。お爺さま、止まりません。

爺「いや、300万円、400万円、突っ込んでみるかぁ」

お爺さま、額を上げてきました!(笑)そして、さきほどより私の方を見ています。私も周りのお客様もお爺さまの雰囲気に飲まれはじめています。ヤバいです。

 

ここで、思い切って、やすべえ(先生)としてビットコインについて意見を述べてみよう(前回のビットコインに関する投稿の内容で言ってみようと思っていました)と少し考えましたが、不穏な空気の中、若干怖いところもあったので、書店を後にしました。

 

仮想通貨ではコインチェック社の仮想通貨の不正流出の問題や、ザイフのゼロ円で仮想通貨が買える状態だった問題など、仮想通貨の取引の信頼が揺らぐようなニュースが相次いでいる中ですが、良くも悪くもニュース番組をにぎわせていて、各社のテレビCMもゴールデンタイムに流れている状況の中、書店で立ち読みされていた隣のお爺さまが大きな興味を持つまでに知名度が上がったのだと感じました。

どのようなモノでも、どのようなサービスでも、普及するまでには流行する期間があります。流行しているモノやサービスが「単なる流行りものなのか」、「本物なのか」を見極めることは難しいものですが、調査したり分析したりという見極めの中で、「見極めることが難しいので深入りしない」という選択は出来るのではないか?と思います。

 

まぁ、投資は自己責任ってことなんですけど、「投資は自己責任」っていつ何時も言われちゃうと、責任を擦り付けてるだけっていうか、「私たちは責任を負いませんよ!」と高らかに宣言して、肝心のお客さまを守っていない感じがして、何だか冷たいなぁと最近感じますが、それはまた、別の、話。。。