やすべえです。金融リテラシーに関する本の紹介、第2回は『社会人なら知っておきたい金融リテラシー』という本です。初中級者向け、すごく良い本でした。

著者は西村隆男さん。横浜国立大学の教育人間学部の教授の方です。

 

教育人間学部の教授の方が書かれたということで、正に「金融教育の教科書」という作りで、系統立てて書いてあり、丁寧で大変読みやすいものになっています。章立ては、第1講「金融リテラシーを知る」、第2講「ライフプランを立てる」、第3講「お金を殖やす」、第4講「お金を借りる」、第5講「大きな買い物をする」、第6講「リスクに向き合う」、第7講「買い物やお金のことで困ったら」、第8講「第二の人生に備える」となっています。

章(講)ごとに基本的な事項が簡潔かつ十分にまとめてあるので、お金を殖やすことを学びたいのであれば第3講を読む、という感じで効率的に金融リテラシーが身につくように出来ています。第8講から読んでもいいかもしれません。第二の人生に備える為にお金のやりくりをいろいろ考えるわけですから!

金額や期間といった数字がたくさん載っているので、具体的なイメージが掴みやすいですが、今だったり、数年後に読む場合は、最新の数字がどうなっているかをチェックする必要はありそうです。例えば、第8講で「年金が受給できるだけの要件は、年金保険料を25年以上納めることが必要です。」とありますが、今は10年以上の納付で受給できます。こういうことは本の宿命ですが。。。

 

この本を読んで、どういったアクションプランを立てるべきかというのは「自分で」考えないといけません。貯金すれば良いのはわかった。では、貯金や月給のどのくらいの割合をまず手始めにどういった商品でどのくらいの期間で、次にはどういった商品でといったことですが、これは人によって違いますし、それぞれ「自分で」考えていかないといけません。

私、やすべえは日本の金融リテラシー向上を目指して日々頑張っておりますが、金融リテラシーについて興味の無い方に金融リテラシーについてお伝えすることは難しいと常々感じています。こういった良い本を一度読んでしまえば、それなりに金融リテラシーは身につきますので、私も微力ながらもブログで紹介させていただいていますが、どうすれば伝わるのだろうと悩む日々です。