やすべえです。金融リテラシーに関する本の紹介、第4回は『知らないと損する 池上彰のお金の学校』という本です。読みやすい本です。池上流の説明ですっと頭に入ってきます。

池上彰さんを知らない人はいないと思いますが、NHKで記者やキャスターを歴任し、現在はジャーナリストとしてTVで見ない日は無いほどの活躍をされていらっしゃいますが、本も相当の数を書いていらっしゃって、お金に関するものが本著となります。

 

目次は、オーソドックスな流れとなっており、一限目「お金の歴史」、二限目「銀行」、三限目「投資」、四限目「保険」、五限目「税金」、特別授業「ニュースの中のお金」、「身近なお金」となっています。

読みやすさは間違いないです。一限目の「お金の歴史」、五限目の「税金」は、とても面白いです。現行制度の説明に終始するのではなく、歴史観だったり政治観だったりを交えて書かれています。池上さんのジャーナリスト的視点があって、他の本とは違うなと思えるところがあります。

また、あとがきに「機会費用」の話が出てきます。「ある行動をとることで、他の行動ができなくなるという概念」ですが、「この本を購入したことで、他のことにだって使えるお金を支出しました。」「この本を読むことで、別の楽しい時間を過ごすチャンスを捨てました。」と書いています。池上さん、あとがきでも勉強させてくれました!

 

やすべえの考えですが、知識が身につくような本を読んでから、実際にその知識を使ってどう行動をしていくのかというのはなかなか難しいものだと思います。

逆にハウツー本を読めば、書いてある通りにやって、何かしらの行動はできるんだけど、それが本当に正しい知識に基づいているものだろうか、そして自分にフィットするものなのだろうかという問題に直面することもあります。

個人個人でやるべきことは違うので試行錯誤するしかないのですが、PDCAサイクルのように、しっかりと検証して良い投資行動が出来るようにしたいものです。