1級FP技能士参考書vol2第5章です。6章までありますので、「3分の2」が終わってラストスパートというところでしょうか。

そういえば、このファイナンシャル・プランニング技能士の試験には「3分の2」とか「4分の3」とか「5分の4」などという分数がよく出てきます。健康保険の傷病手当金は支給開始日以前の継続した12か月の標準報酬月額の平均値を30で割った額の「3分の2」だったり、遺族厚生年金の額が老齢厚生年金の報酬比例部分を計算した額の「4分の3」だったり、この第5章「不動産」で出てくる区分所有法における建物の建替え決議については、区分所有者および議決権の各「5分の4」以上で決定だったりします。(制度が変わるなどでこれらの数字が変わる可能性もありますので、この数字を鵜呑みにせずにオフィシャルのホームページなどで調べてください!)

さて、第5章は「不動産」についてで、項目は「不動産の価格」、「不動産の権利」、「不動産の取引」、「不動産に関する法令上の制限」、「不動産の税金」、「不動産の有効活用」の6項目となっています。項目も少なめで、ページ数も201ページと短い章です。

 

「不動産」の章は内容が実践的で理解しやすいと思います。所有権や抵当権といった権利は、家やマンションを買ったことのある人は馴染みがあるでしょうし、税金に関しても、不動産所得税や固定資産税・都市計画税など払った経験があれば、興味をもって接することが出来るでしょう。実際の取引時に宅地建物取引士に重要事項の説明を受けたときに説明してもらったことなども試験の範囲になりますので、思い出しつつ学ぶことが出来ます。

不動産を購入したことが無い方は、ぜひ、想像してしっかりと取り組んでいただければと思います。思うに、不動産を購入する前にこの章で学ぶ知識を得ておけば、より良い取引が出来る可能性があるからです!良い物件が買えるかもしれませんし、購入に関する費用などの理解も深まりますし、結果、精神的にも不安にならずに取引を完了することが出来たりなど、実生活にもプラスに働くこと間違いなしです。もちろん、お近くのファイナンシャルプランナーに頼るという手もあります♪

 

不動産に関する法令はTAC出版の教科書では5つ紹介されています。「都市計画法」、「建築基準法」、「国土利用計画法」、「農地法」、「区分所有法」と出てきますが、「建築基準法」の建ぺい率や容積率の計算問題は応用編で出てきますので、前回の「タックスプランニング」で出てきた「別表四」のところのように過去問や模擬問題で慣れ親しんで得点源とすることが求められます。2級でも求められる基本的な事項ですのでケアレスミスも許されません!完璧にしておきましょう!

「農地法」、「区分所有法」に関しては、基本編で同じような問題が良く出ていますので、パターンを抑えることが大事になってきます。「区分所有法」はマンションの管理組合に関わる人ならば知っておきたいことが沢山出てきますので、マンションなどを区分所有している方は実践的に理解していきましょう!

 

次回はついに第6章「相続・事業承継」です!