やすべえです。今日のテーマは「株主優待の見つけ方」と、「株主優待の注意点」です。

では、「株主優待の見つけ方」からスタートしましょう。いくつかの方法を紹介していきます。まず、簡単なものからですが、マネー誌でよく株主優待が特集されていますので、そういった雑誌の株主優待銘柄から見つけるのが手っ取り早いです。雑誌に載るものですから人気に乗るということになりますが、記事の制作者や雑誌の編集者のお眼鏡にかなった銘柄が載っていますし、株主優待族(株主優待目当てに投資する人々のことをこういう時があります)に人気のある銘柄を見つけることができます。お手軽で、簡単な方法です。

次に、株主優待専門の雑誌から見つける方法があります。かなりの銘柄数があるので読むのは大変ですが、専門の雑誌ですので、実際の優待のビジュアルや、優待利回りなどの優待関連のバリュエーション情報が充実しており、じっくり見つけることができます。

そして、全ての株主優待銘柄をチェックできるのが「四季報」です。四季報は、株主優待に関する情報だけでなく、株価の推移や財務の状況、売上高や損益や配当といった情報など、盛りだくさんの情報があります。株主優待の情報は文字だけの情報ですが、優待のある月と、優待の内容がコンパクトにまとまっています。四季報の活用法については改めて書こうと思っています。私のお勧めは「四季報」です。「株主優待」目当てとは言えども、その他の情報も必要ですし、読めばいろいろと発見があります!

これらで見つけた銘柄ですが、一度はその企業のホームページを覗いてみましょう。「株主優待」に関する情報は、「株主情報」や「投資家情報」といったセクションに載っているはずです。マネー誌や四季報で見た情報が古く、いつの間にか制度が変更されている場合もありますし、年度ごとに内容が変わっていたり、数種類の優待から選べたり、追加の情報が得られるかもしれません。
(株主優待の情報に限りませんが、二次情報よりも正確なオリジナル情報を見るように心掛けましょう。正確性も大事ですし、バイアスのかかっていない生の情報を見ることも大事です!)

さて、今回のもう1つの大きなテーマ、「株主優待の注意点」です。まず、「優待」というのは株式投資において「おまけ」であると思っておかなければいけません。「おまけ」にしては豪華な商品やサービスが受けることができる銘柄もありますが、まずもって株式投資とは、その企業が儲けていて、存続していて、株主に報いてくれるからこそ成り立つものです。その企業の業績や財務状況(ファンダメンタルズとも言います)をチェックしておきましょう。

次に、大盤振る舞いの優待には要注意ということです。過大な優待を実施している会社は優待そのものにコストがかかり、企業の業績や財務状況に影響が出ることがあります。結果として、株主優待が廃止されたり、改悪されたりして、その廃止・改悪のお知らせのせいで株価も下がるかもしれません。元も子もないですね!

最後に株主優待でどのようなものが貰えるのか、例をあげて終わりにします。日本製紙グループ(3863)の株主優待です。この画像を載せているからといって、この銘柄を勧めているわけではありませんので、ご注意ください。投資は自己責任です!

日本製紙グループの株主優待

株主優待の話を3回やってきましたが、今回でこのシリーズの最後です。バックナンバーは下記からどうぞ!

株主優待シリーズ1 株主優待はどうすればもらえるか?
株主優待シリーズ2 株主優待は不公平な制度?
株主優待シリーズ3 良い株主優待の見つけ方(この記事です)