やすべえです。今回から日本株の銘柄コードを「千の位」で9つに分けて、それぞれ「百の位」を000番台から900番台までそれぞれ見て、実際の業種と銘柄を見ていきたいと思います。日本株、日本の企業についての理解を深めていきましょう!

まずは、「千の位」で分類した図をおさらいしておきます!今回は1000番台を見ていきます。「水産・農林業」、「建設業」、「鉱業」と並んでいます。

銘柄コードと業種の対照表(1000番台ハイライト)

次に、「百の位」で分類した図をお見せします。

銘柄コードと業種の対照表(1000番台)

「空き番号」が多くて寂しいですが、日本株の銘柄コードのスタートは1301番からです。はっきりとした理由はわからないのですが、システムテストに使われたりしているはずなので、昨今、空き番号が少なくなってきていますが、なかなか活用は難しいかもしれません。

1000番台は「水産・農林業」、「建設業」、「鉱業」という3業種に属する銘柄がほとんどで、そこそこ大きな銘柄(ここでは時価総額500億円以上としていますが、そんなに気にする必要はありません)すべて合わせても60銘柄程度しかありません。その中でも「建設業」の数が50銘柄以上を占めています。

 

さて、「百の位」毎に見ていきましょう。1300番台は「水産・農林業」です。文字通りですが、水産業や農林業をやっている銘柄群になります。代表的な銘柄は「日水(1332)」、「マルハニチロ(1333)」、「サカタのタネ(1377)」、「ホクト(1379)」といった銘柄になりますが、ご存知でしょうか?日水やマルハニチロはスーパーの冷凍食品や缶詰でこの企業の商品を見つけることが出来ますし、サカタのタネは園芸店に行くとビックリするほどサカタのタネの製品であふれています。ホクトはCMでもおなじみですがキノコを作る会社ですね。

 

1400番台、1700番台、1800番台、1900番台は「建設業」です。高層ビルの建設現場や、マンションの建設現場、一戸建ての家の建設現場などで企業名や企業のシンボルマークなどを見かけることはありますでしょうか?高層ビルの建設現場などでは、「大成建(1801)」、「大林組(1802)」、「清水建(1803)」、「鹿島(1812)」といった企業名を見かけます。これらの企業は「ゼネコン」と言われます。「ゼネコン」は「General Contractor」の略だそうですが、「総合的に請け負う者」という意味になります。大きな建造物を作るときの元締めといったイメージでしょうか。

この他にも、マンションの建設現場などでよく見かける「大和ハウス(1925)」や「積水ハウス(1928)」など、挙げるときりがないほどの企業が上場しています。人口1億人を超える日本の建設需要を支えているだけあって、産業の規模もかなり大きなものとなっています。

 

1500番台、1600番台は「鉱業」です。「鉱業」と言われても馴染みが無い方も多いと思います。「鉱業」は英語にすると「Mining」で、石油や鉱物といった地下資源を取り出す産業と言えばお分かりになりますでしょうか。日本には地下資源があまりありませんので、日本ではそれほど大きな産業ではありませんが、資源国のかつて国有だった企業や、メジャーと言われる企業の時価総額はとても大きなものとなっています。日本の雄は「国際帝石(1605)」でしょう。「INPEX(インペックス)」とも呼ばれますが、この企業の時価総額は1兆円をゆうに超えています。

 

さて、1300番台から1600番台に分布する「ETF」ですが、「ETF」とは、「Exchange Traded Fund」の略で、日本語にしますと「上場投資信託」となります。投資信託ですが、上場しているので、株のように買ったり売ったりできる商品です。個人にも人気ですし、日銀が買い入れいていることでも話題です。

その「ETF」ですが、1000番台に空き番号が多かったからか、すべてのETFの銘柄コードが1000番台に割り当てられています。1995年に初めて日本の市場に「日経300投信」という銘柄が上場し、2001年から「日経225」や「TOPIX」、「JPX400」といった日本株の指数のETFが次々と上場され、現在は100銘柄をゆうに超えています。

「ETF」の種類について、少し説明しておきます。日本取引所のホームページ(http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01.html)を見てみますと、11もの種類があります。
主なものをご紹介すると、①「市場別」とも言われますが、「インデックス型」という市場や指数(日経平均やTOPIXが代表的なものです)の動きと同じようなパフォーマンスになることを目指すもの、②「業種別」と言われる「業種」の指数(銀行業指数といったものです)の動きと同じようなパフォーマンスになることを目指すもの、③「REIT ETF」という「REIT(Real Estate Investment Trust、不動産投資信託)」の指数の動きと同じようなパフォーマンスになることを目指すもの、など様々な種類があります。また回を改めて紹介しようと思っています。

 

次回は、2000番台を見ていこうと思います。

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