やすべえです。企業経営においても、投資においても、何かと語られることの多い、CSR、ESG、CSV、SDGsについてまとめてみました。

CSRとは

「Corporate Social Responsibility」の略で、日本語にすると「企業の社会的責任」となりますでしょうか。今回の4つの言葉の中では一番古くから使われていた言葉だと思います。それゆえにか、意味の捉え方が広範囲でざっくりとした言葉になっているイメージがします。「広義のCSR」とか、「狭義のCSR」とか言われがちです。

反して、下の3つの言葉は、フォーカスした感じの言葉になっていますでしょうか。

ESGとは

「Environment(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(企業統治)」の頭文字を取ったものですね。「ESG投資」というふうに「投資」をくっつけて使われることが多く、「ESG投資」は世界の投資の一つの流れとなっています。それぞれ「E」と「S」と「G」に対してスコアリングをして、投資対象の基準として使うことが増えてきています。

2006年に国連がPRI(責任投資原則)というものを提唱した時に、「ESG」、「ESG投資」がガッと広まっていったのかなと思いだします。

CSVとは

「Creating Shared Value」の略で、日本語にすると「共有価値の創造」となりますでしょうか。この「Shared Value」というのが「社会的な価値」と「経済的な価値」でありまして、社会に貢献しながら企業として儲けるという戦略のことで、「CSV経営戦略」などと言われたりもします。Wikipediaさんによりますと、マイケル・ポーターさんが2006年12月に提唱したものだそうです。

この「CSV」、「CSR」の兄弟的な言葉だと思っていると、「えーと、CSVって、Corporate Social、、、、、何でしたっけ?」と聞いて、そもそも「C」の略も「S」の略も違うという恥ずかしい思いをすることになりかねません。ご注意くださいませ。

また、エクセルを使っている方には「Comma Separated Value」の略としか思えないかもしれませんが、CSRやESGといった言葉の出てくる文脈においては「Creating Shared Value」になりますので、注意しましょう。

SDGsとは

2015年に国連サミットで採択された言葉という事で、最近、ホットになってきていると思います。「Sustainable Development Goals」の略で、日本語で言いますと、「持続可能な開発目標」となります。

テレビなどで、識者やコメンテーターの人がカラフルなドーナツ型のバッジをつけているのを見たことありませんか?外務省のSDGsのホームページあたりを見て頂けますと、マークもわかりますし、定義などもわかりますので、ご参照くださいませ。ちなみに、SDGsピンバッジ、なかなかレアでして、日本ではプレミアがついて売られていたりします。

 

 

 

どうして、この記事を書こうかと思ったか記しておきますと、大学/大学院においての某日の某講義で、壇上に立ってお話された方が、今回取り上げた言葉を一部存じ上げていらっしゃらなくて、「これはまとめておいたほうが世のためになる!」と思ったからでございます。

略語を知らなくて恥ずかしい思いをする時ってありますよね。例えば、「BOD」って知っていますか?「テレビ東京ビジネスオンデマンド」のことなんですけど、その「BOD」のCMで、「最近BODはじめたんだ~」と突然言われて、頭の中で「BODって何~~?」って考えるというものがありますが、まさにそういうことが起こるのですよね。

「最近CSV流行ってるよね~」

「CSVって何~~?」

ということが起こり得ますが、この記事を読んだ方は、大丈夫ですね!今回はここまでです。では!

 

(追加!)このホームページで、CSR、ESG、などなどについて書いた記事がありましたので参考までにリンクを挙げておきます!

証券アナリストジャーナル2018年1月号(多様化するESG投資 特集)を読んで

こちらは、マルマルESG投資の特集です。「ESG」以外にも「CSR to CSV」といったお話も出てきます。

証券アナリストジャーナル2018年7月号(無形資産投資 特集)を読んで

証券アナリストジャーナル2018年11月号(アナリストの新たな分析視点 -非財務情報の活用法- 特集)を読んで

無形資産ですとか、非財務情報といったお話にもESG投資が大きく関わってきます。