やすべえです。

年始のマネー誌の特集で年末の株価を予想するという行事がありますが、やすべえは当たるも八卦当たらぬも八卦のものだと思っています。
先日、「連続ツイート」なるもので、『日経ビジネス総力特集「徹底予測」はめちゃくちゃ良い本なんだが、昔、この本を「人の予想はあてにならない」というのを説明するのに使っていた』、といったことを書きました。

人は「良い予想を信じたい」という思いがあるので、雑誌は読者と共感できるような良い予想を書きたがります
そして、その良い予想を信じる・信じないというのは自由なのですが、その予想を鵜呑みにしても、当たる・当たらないというのは結果論になってしまうわけで、予想を信じても気休めにしかならないのではないでしょうか。
いやはや、つまらない人間ですみません・・・。

とはいうものの、この人の予想はエッジが効いてるとか、根拠が興味深いとか、そういうのはあるので、予想を見るというのは無駄では無くて、背景などを把握していると意外に使えたりもします。

そのあたりは改めてTwitterやこのブログで書いてみようと思います・・・。

 

予想を見るときに理解しておきたい「リスクリターンの関係」

ここで、リスクリターンの関係を理解しておくと、予想を見るときに色々と楽しめます。

さて、1年後の株価を予想するときに、当たりやすいのは予想リターンを掛けた数字を言うことです。
例えば、今日の日経平均は26,854円でしたが、日経平均の年間の予測リターンがプラス5%と考えた場合、26,854x1.05=28,197なので、「1年後の株価は28,197円近辺でしょう!」と予測するのが当たりやすい予想となります。

ここで、「40,000円を超える!」とか「20,000円を下回る!」と言うと、エッジが効いている予想となります。当たりそうな予想を敢えてせずに、外してしまうリスクを恐れずに自分の考える予想をしているということになります。

当たる確率をエクセル(norm.dist関数)で計算してみますと、
1年後の日経平均40,000円以上になる確率は1.4%
1年後の日経平均20,000円以下になる確率は6.3%となりました。

低い!(笑)

「40,000円を超える!」と予想している人を見て、無謀だなぁと思うかもしれませんが、その勇敢な予想に拍手を送りましょう!!!

 

ちなみに、この計算は正規分布と仮定して計算しています。正規分布については下のリンクをどうぞ!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E5%88%86%E5%B8%83

 

で、2021年、日経平均は30,000円に到達するのか!?

で、2021年、日経平均が30,000円に到達するかという話ですが、上段と同じようにエクセル(norm.dist関数)で計算してみました。。。

1年後の日経平均30,000円以上になる確率は36.9%となりました!結構高い!

年率の予想リターンがプラス5%ではなくて、0%で計算すると、
1年後の日経平均30,000円以上になる確率は27.9%となりました。少し確率は下がったけど、まだまだ高い!

 

もちろん、予想というのは当たるも八卦当たらぬも八卦なのですが、やすべえは2021年、30,000円を超えると予想していまして、30,000円に到達したらお祝いしたいなぁと思っています。

どんなお祝いかって話を願望ベースで書いておきます!

アメリカのトレーダー、投資家の間でよくやるお祝いなのですが、
ダウ30,000ドルといったように、株式指標がキリの良い数値に達した時にお揃いの帽子をかぶってお祝いしたりする習慣があります。

日本ではそれを見かけたことが無くて、一度やってみたいんです!!
日経平均30,000円に到達した時に日本のトレーダー、投資家がお揃いの帽子をかぶってお祝いする!楽しそうだと思いませんか!?

 

今年も本ブログ、読んでいただきましてありがとうございました!

丑年のマーケットは統計的には良くないのですが、どうなりますでしょうか。良い一年になることを祈念したく思います!

以上となります。良いお年を!

 

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