ファイナンシャルプランニング技能士資格勉強日記1級ファイナンシャル・プランニング技能士資格合格への勉強日記、2回目は参考書、問題集選びです。

自分の相棒となる参考書や問題集ですから、慎重に選ぶことが大事になってきます。大きな書店で様々な本の中から、私が半日ほど精査して選んだ本がこちらです。ちなみに、年代の古い中古本を買ってはいけません!税制や制度は新しいものがどんどん出てきますので、1年で大きく変わってきます。税率も毎年変わってたりしますので、最新の本を買いましょう!(2018年5月追記:新版にリンク更新しています)

[amazonjs asin=”4813275826″ locale=”JP” title=”みんなが欲しかった! FPの教科書 1級 Vol.1 ライフプランニングと資金計画/リスクマネジメント/金融資産運用 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)”]

[amazonjs asin=”4813275834″ locale=”JP” title=”みんなが欲しかった! FPの教科書 1級 Vol.2 タックスプランニング/不動産/相続・事業承継 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)”]

 

プライベートバンカー資格の場合は、日本証券アナリスト協会が認定している教科書があったのですが、ファイナンシャル・プランニング技能士のためのテキストはいろいろな出版社が出しています。3級と2級は需要が多いこともあり、どれにしようか迷うほどありますが、1級は資格取得者数も2万人に満たないほどで少ないですし、受検者数も少ないということで、それほど迷わずに済むくらいの種類数です。TAC出版、きんざい系が2強のようです。一方、過去問と解説の本はわりとたくさん出ています。模擬問題はラピュータというところが毎年出しているようです。

さて、TAC出版の参考書にした決め手は、①1級ファイナンシャル・プランニング技能士試験は試験範囲がかなり広く、ページ数が多い本書でも9割をカバーと謳っているほどなので、ページ数が多い方が良いと判断したから、②科目ごとに小冊子として取り外せるようになっており、持ち運びに便利で学習しやすいから③重要な箇所には下線が引いてあったり色付きになっていて、マーカーなどを引く必要が無いからといった感じでしょうか。TACというブランドも魅力ではありました。(笑)

いつも思いますが、こうやって参考書なり問題集を買うことで、つまり、出費することで勉強へのやる気が湧いてくるというものです。1ページ1ページやっていこうと思います。次回は実際に読んでみた感想なども書いてみたいと思います。

 

(以下、試験を受けてから思ったことなどを書いています。)

参考書や問題集の正確性は本当に大事です。TAC出版の参考書はおそらく一番正確だと思います。TAC出版ではないある問題集の例では、「中小企業者等の法人税率の特例の概要」(https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/215.htm)で、「中小企業者等の平成24年4月1日から平成29年3月31日までの間に開始する各事業年度の所得金額のうち年800万円以下の金額に対する法人税の軽減税率を15%(本則:19%)とする。」というふうに軽減税率が設定されていますが、平然と「19%」で計算していたりします。こういうふうに間違った理解をして本番の試験で間違えると参ってしまいますし、2つ以上の参考書で書いてあることが違うと、迷いますし、悩みますし、いいことないですよね。

その他にも、年金の受給(https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html)にありますが、老齢基礎年金を受けるための、保険料を納めた期間、保険料を免除された期間と合算対象期間とを通算した期間が「25年間(300月)以上」から「10年間(120月)以上」あることが必要に変更されたのは有名な話ですが、そういった税制や制度、税率の変更などは毎年のように行われていますので、1級を受ける方は出来れば国税庁のタックスアンサー(http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm)や、日本年金機構(https://www.nenkin.go.jp/index.html)といったオフィシャルのサイトを見て、理解を深めるのが良いと思います。

また、正誤表は各出版社のホームページに出ていると思いますので、こちらも参考書を使い始めるまでにチェックしておくことをお勧めします。

 

前のページに戻る  次のページに進む