やすべえです。他にも相場に関しては色々と言われていることがあります。当たっていたり当たっていなかったり、単なる思い込みに過ぎなかったり、結果論だったりするものですが、少し書いていきます。

9月や10月は大暴落や事件が多いと言われています。ただ、前回前々回と見てきたところ、株価のパフォーマンスはそんなにマイナスになっていないですよね。これは何故か?ということですが、ズバリ、「売る人も殺到するが、買う人も(密かに)殺到している」と言えるでしょう。

大暴落や事件があると出来高、各銘柄の売買代金の合計がとんでもなく増えます。「もう、相場は終わりだ!全部売りだ!」「相場なんて懲り懲りだ!」「信用買いでレバレッジを効かせていたけど強制決済だ!」と売っている人がいる一方で、現金を握りしめて安く買えるチャンスを辛抱強く待っていた人が買っているのです。

その現金を握りしめて安く買えるチャンスを辛抱強く待っている人で有名なのがウォーレンバフェットという投資家です。ウォーレンバフェットは、リーマンショックの時に信用がガタ落ちになって安くなっていたゴールドマンサックス株を買ったりしています。そして、そのバフェット氏、一度買ったらなかなか売りません。

バフェット氏が教えてくれる事は、マーケット並みのパフォーマンスを得る為には、大暴落や事件があった時に投げ売りしないことが大事だということ。そしてマーケットより少し良いパフォーマンスを得る為には、少し現金を持って安く買えるチャンスを待って、大暴落や事件があったときに勇気を持って買い増すことが大事だということではないでしょうか。

私は、自分にも言い聞かせていますが、株を持つ人へのアドバイスとして、「Buy and Forget」という言葉を言うことがあります。「買ったら忘れなさい」と言う意味ですが、買うと値動きが気になりがちで、少し上がると売りたくなったり、下がった時にも諦めて売りたくなったりしたりしますので、買ったら忘れなさいということです。加えて、買ったことを忘れてもいいような状況や精神状態で買ってはいかがですかという意味で言っています。

(おまけ)画像はシカゴカブスのマークですが、「株」と「カブス」のダジャレで、本文とは関係ありません。ウェブサイトにアイキャッチ画像というのがあるのですが、何か入れておいたほうが読まれやすいので良いとあり、自分で撮った写真などを入れています。ご容赦くださいませ。