1級FP技能士資格のお勉強、「きんざい」の実技試験合格に向けて、まずは、実施要領と過去問をチェックです。
実施要領については、「きんざい」のホームページ(http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/1kyu/j_youryou.html)に載っています。読んでいきますと、
①面接は2回あり、配点は各100点の200点満点で、合計120点以上が合格。
②面接開始の約15分前に問題が渡され、各面接の所要時間は約12分とあります。
③面接官は複数で対面の口述試験で、
④審査内容は、「関連業法との関係および職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング」、「顧客ニーズおよび問題点の把握」、「問題解決策の検討・分析」、「顧客の立場に立った対応」といった観点から行われる
となっています。
面接2回、計24分で合否が決まるということで、なかなかの集中力が問われることを確認します。。
次にどんな問題が出てくるのか過去問をチェックです。こちらも「きんざい」のホームページ(http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/test-fp)からダウンロードできるのでダウンロードしてみました。「面接は2回」とありましたが、それぞれ少し毛色の違う問題が2種類あり、それぞれPart IとPart IIと呼ばれています。
Part Iは中小企業の事業承継対策に関する問題が多いようで、
Part IIは不動産に関する問題が多いようでした。
資産家が相談してくるようなイメージで、問題文以外に必要な情報は何か?ですとか、FP自身で調べたい情報は何か?といった内容で実践的に見えます。
まずは、独学で勉強してみようと思い、ダウンロードした問題に取り組んでみました。模範解答が無いので厳しいですが、そもそも相談に対して画一的な解は存在しないものです。自分が持っている知識の引き出しから、必要なものを持ってきて、組み合わせて、提案していこうともがいてみました。
しかし、何問かダウンロードできる問題にに取り組んでみて、しっかりと答えられる問題もあるものの、自分の持っている知識の引き出しが無かったり、引き出しがあったとしても上手く取り出せない問題もあることに気づきました。慣れやテクニックが不足していて、引き出しの引き方がわからないのです・・・。
というわけで、やはり参考書的なものが必要だろうと思い、学科試験の時と同様に、参考書選びを半日ほど行いました。「FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集【第六版】」という本と、「FPマニュアル」という本が最終候補に残りました(両書ともに良い本です)が、「FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集【第六版】」をやっていくことにしました。2015年から2017年に行われた過去問と解答例と解説が載っている本で、自分の持っている知識の引き出しから上手く取り出せない問題に対する慣れやテクニックを教えてくれるものだと感じたからです。
次回は、実際に「FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集【第六版】」をどう使っていくかを書いていきたいと思います。
(2018年5月追記:下記リンクは旧バージョンの可能性がありますので、購入時は確認することをおすすめします!)
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