大学院の話突然ですが、やすべえは今年の10月から、明日から10月ですが、大学院生になります!京都大学経営管理大学院(http://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/ja/)の1年半のコースに入学することになりました。今回から、入試についてや、授業についてや、いろいろと思った事を書いていこうと思います。

 

理系卒の金融人の悩み

私の最終学歴は、「京都大学工学部工業化学科卒」なのですが、金融の世界に身を置いている人間として、「理系だし、数字に強くて、金利の動きとか株価の動きとかすぐに理解できて、一日にすごい金額を取引しちゃったりするんでしょ?」というスペシャリスト感はあるものの、「理系だし、数字のことしか考えてないから、政治や経済のことを本当はあんまりわかっていないんでしょ?」というゼネラリスト感の欠如みたいなこともずっと感じていました。そういう政治とか経済のことを本当に理解する必要があるのかどうかはさておき、「理系、それも化学」出身のトレーダーとして、金融やファイナンス分野のことをしっかりと体系的に習得したい、学問的な勉強を行いたいと、ずっと思っていました。ここ数年はそういった思いが強かったように思います。

MBA取得のチャンス

去年の年末で証券会社での勤務を終え、今年から新たなライフワークとして「金融教育家」としての活動を京都でスタートさせていますが、そんな中で、京都大学経営管理大学院の1年半のコースを知りました。「この機会は逃したくない!」と思いました。安室奈美恵さんの歌の歌詞を借りるならば「Hey Yo!Just chase the chance!」なのでありまして、夢なんて見るものではなく、語るものでもなく、叶えるものなのではないかと思った次第であります。

そんな、京都大学経営管理大学院ですが、教授陣には知っている方や著名な方もいらっしゃり、直接教えを頂く機会は貴重ですし、そんな方がプロデュースする授業の予習をしたり、実際に授業を受けたり、復習をしたりすることが出来るわけです。ラッキーなことに、少し専門外なところで面白そうな授業もありますし、自転車で通学できますし、「金融教育家」としての活動との両立も可能だと思われました。そんなこんなで、どんどん夢が膨らんでいきました。

 

というわけで、そんな膨らんできた夢を叶えるためには、大学院の入学試験を受けて、合格しないといけないわけなのですが、次回以降、入試のお話を書いていこうと思います。

ちなみに、台風接近に伴い、明日の初日から休講の可能性があるとのことで、初日から出鼻をくじかれそうです。朝の6時半以降に暴風警報か何らかの特別警報が発令されている場合は、「授業の休止、試験の延期」になるようなのですが、どうなりますでしょうか!