今回は、購入した「FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集【第六版】」の内容から紹介していきたいと思います。
ページをめくっていくとわかりますが、問題編と解答編の前に書いてある読み物がかなり充実しています。
まずは、「1級実技ガイダンス」として、過去の合格率の推移や、試験の実施要領について教えてくれます。比較的高い合格率ですが、10%程度の合格率である学科試験を突破した受験生が母集団になっているので、気を抜くことは出来ません。何らかの対策をしておかないといけないことを感じます。
次に、「合格へのアドバイス」として、元面接官からのアドバイスや合格体験記がいくつか載っています。かなりの勉強を行ったという人がいらっしゃって焦ります。どのくらいの学習時間が必要なのか、やってみないとわかりませんが、面接試験への対応というのを考えながら学習していくことが大事というコメントが多く出てきます。やはり、面接試験中に知らないことがわかるようになることはありませんので、「確かではありませんので後で調べてお答えします」といったような実際のやり取りでも言いそうなことを言う事も必要になってきそうです。
さて、問題に入っていきます。「1級実技ガイダンス」や「合格へのアドバイス」を理解した上で問題に取り掛かることで、勉強の効率や知識を取り出すテクニックが良化される気がします。「FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集【第六版】」に載っている問題は、Part Iで24問、Part IIで24問ですので、合計48問、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
私の勉強方法としては実践に近づくように、時間を計って行いました。まず、設問を実際の試験と同じ時間である15分間読みこんで、A4の紙に問題点や答えたいポイントなどを書いていきます。その後、問題集にある想定質問に対して、実際の試験と同じ時間である12分間答えていきます。ここで12分間では時間が足りないこともありますが、その時は時間を延長して、問題点や答えたいポイントを出し尽くすことを心がけました。
15分間の読み込み、12分間の問題点や答えたいポイントの洗い出しの後は、解答例を読み、「自分の説明で抜け落ちているところがある」、「単純に知識不足で答えられていないところがある」、「こういうことも言った方が相談者のためになる」といったポイントを赤で書き込んでいきました。これを繰り返していけば、24問解くころには、まずまずの解答が出来るようになっているのではないかという算段です。
次回は、「FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集【第六版】」を解いていった中で、パート1、パート2の問題の傾向と対策が見えてきましたので、それぞれ書いていきたいと思います。