やすべえです。先日、大学で講義してきました。200人くらい入る大教室での講義でした。お題は、「日本の企業、外資系企業、両方で働いていて思う事」だったのですが、国際ビジネスの授業の一環として実務の人が喋るという企画でやってきました。
「日本の企業」と「外資系企業」を比較して分析しながら、この変化の時代、「日本の企業」も「外資系企業」も変化してきているという話に展開していきました。
そして、変化の先にある、「これからの企業の方向性」、「これからの企業に求められる人材像」について、自分の思うところをお伝えさせていただいて、学生さんが、これからどう働いていくべきか、生きていくべきか、なんてことをお話しさせていただきました。
去年に引き続き、ツイッターで意見を募集しました。「ハッシュタグ※※※をつけてツイートしてください」と言うのも慣れました!そして、挙手して発言してくれる人も沢山いて、授業が盛り上がりました。先生と生徒のやりとりがあるとどんどん学びが増えて授業が楽しくなります。
そんな発言やツイートがありがたかったので、ふと思いついて、「何か1つでも発言とかツイートとか積極的な行動をすると、その日の授業のこととか、出来事を覚えていられるものですね」などと言いました。大学生の頃の私に言ってやりたい言葉です。笑
そして、嬉しいコメントもいただきました。お名前など隠してスクリーンショットを!
「ちゃんと作ってきてある授業!」、「楽しかった!」というのもなかなか嬉しいコメントですが、「情熱を持って働くべし!」という話をしましたので、そのことについて積極的にツイートで聞いてくれて嬉しく思いました。
この質問は、純粋な思いからくるもので、「これだ!」というものをお答えしたかったのですが、画一的な解が無いものなので、こう答えました。
(以下、横道に少し逸れる感じになります。)
「どんな仕事でも究極を目指せばよい」という考え方も少し持っています。ちょっと極論ですが、大昔読んだ、阿佐田哲也の「麻雀放浪記」だったと思うのですが、その本にそんなフレーズが載っていて、読んでからは「与えられた仕事は究極を目指そう」と頑張っていた時期がありました。「麻雀放浪記」自体は麻雀を中心とした人間模様が描かれた作品で、牌の積み方などを工夫(いかさま?)して役満をバンバン出したりして、その工夫がバレて大変なことになったりして、・・・この記事とは関係ないので割愛させていただきます・・・。(笑)
究極を目指すことは良いことだと思うのですが、究極を目指すためには大変な労力や時間がかかります。しばらくして、「パレートの法則」というものについて学び、これは経験則の類なので、正しいとか間違っているという問題ではないのですが、2割の努力で8割がた仕上がることを知り、究極(100%)を目指すものと、80%程度の出来を目指すものを仕分けしてから取り組むという働き方の「要領」を覚えました。さておき、さておき。
授業が終わってから、先生と今後の講義のあるべき姿とか、教えることの難しさを少し議論させていただいて、また勉強になりました。
「座学は時代遅れなのか?」と言われて久しいですし、アクティブラーニングにもメリット、デメリットがあります。やはり、「基礎的な知識の吸収」あってこその、「応用的な問題提起や知識の活用」に繋がるわけで、両者をバランス良く取り入れるべきではないか。しかし、制約条件となる、「時間」、「マンパワー」、「設備」など。。。
先生は自分の研究、学生への講義、常に良くしようと考えていらっしゃって、去年もすごいなと思いましたが、今年は時間を取ってお話が聞けたので非常に勉強になりました。ありがとうございます!!
最後になりますが、私のお話を聞いてくださった学生の皆様、ありがとうございました。積極的な姿勢が目立ち、寝ている人はほとんどいなかったように思います。今年は私も慣れてきたこともあって緊張せずに話せましたので、伝えたいことがかなりの部分伝わった気がしています。授業終了後、私の前に来てくれた学生さんの目の輝きは印象的でした。がんばれ!未来のスーパースター!
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