やすべえです。株主優待シリーズ、第5回は「KDDI」です。

初回の吉野家HD(9861)の投稿に、「株主優待とは何ですか?」ですとか、「株主優待の内容はどう調べたら良いですか?」、「ご注意!」といったものを載せていますので、おさらい程度にご覧いただけたらと思います!

KDDI(9433) 30万円程度の投資で「グルメカタログギフト」3000円相当が貰えます!5年継続保有で5000円相当にグレードアップ!優待+配当利回りが4%超え!

今回は、銘柄コード9433、KDDIの株主優待についてです。株主優待が好きな方には「定番」と言える銘柄だと思います。企業としても有名で、配当利回りもまずまずの水準、優待はカタログギフトで好きな商品を選べるということで、人気があります。情報ソースですが、企業のホームページはこちらで、Yahoo!ファイナンスのページはこちらになります。

2019年1月24日での株価は2698円で、100株から株主優待が頂けますが、100株投資する場合、投資額は269800円となります。

権利確定のタイミングは3月末日で、3000円相当の「グルメカタログギフト」が頂けます。5年継続保有で5000円相当の「グルメカタログギフト」にグレードアップする長期保有株主を優遇する制度があります。

優待利回りは、100株を5年継続で保有していないホルダーで考えますと、3000円/269800円を計算しまして、約1.11%となります。

配当利回りは、実績ベースでの配当が1株当たり100円となっていますので、約3.71%となります。

優待利回りと配当利回りを足し合わせた総合利回り約4.82%となります。今後の株価の上下などを考えなければ、この数値は高いほうが良いですが、この数値は星の数ある株主優待企業の中で高めかと思います。

この数値は、保有株数や継続保有年数の組み合わせで変わってきます。画像の下にまとめていますので、そちらもご覧くださいませ。

 

KDDIの優待

今回の優待選びのポイントは「継続保有年数で優待の商品が変わる」ケースがあるという事です。KDDIのケースでは、5年以上継続保有ではない株主には3000円相当のカタログギフトが送られる一方で、5年以上継続保有の株主には5000円相当のカタログギフトが送られるという、長期株主を優遇する制度になっています。

<優待選びのポイント⑨ 継続保有年数で商品の内容が変わることがある>

 

さらに、KDDIは保有株数の多い株主を優遇する制度にしていまして、1000株以上保有の場合は、5年以上継続保有ではない株主には5000円相当のカタログギフトが送られる一方で、5年以上継続保有の株主には10000円相当のカタログギフトが送られるという制度になっています。

<優待選びのポイント⑩ 継続保有年数、保有株数で優待の内容や金額が変わるので、何株保有することがお得なのかを見極めるのが結構難しい>

 

まとめますと、優待利回りは、5年以上継続保有ではない100株保有株主ですと、先ほど書いた通りですが、3000円/269800 円を計算しまして、約1.11%、5年以上継続保有の100株保有株主株主ですと、5000円/269800 円を計算しまして、約1.85%となります。5年以上継続保有ではない1000株保有株主ですと、5000円/2698000円を計算しまして、約0.19%、5年以上継続保有の1000株保有株主株主ですと、10000円/2698000円を計算しまして、約0.37%となります。

配当利回りは、実績ベースでの配当が1株当たり100円となっていますので、何株保有していても約3.71%となります。

優待利回りと配当利回りを足し合わせた、総合利回りは、以下の表のようになります。配当利回りが高いので、継続保有年数、保有株数でも、総合利回りは高い水準と言えます。総合利回りが一番高くなる組み合わせは、5年継続保有で100株の保有株数のケースで約5.56%となっています!

次回もお楽しみに!