やすべえです。2019年、数日が経ちましたが、新シリーズ・株主優待をはじめます!本年もやすべえ、やすべえのマネー話、ご愛顧いただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします!

株主優待とは何ですか?

株主優待とは、企業が株主に対して自社の製品などの優待品を送ってくれる制度のことを言います。

株主優待を実施している企業の株主になり、株主優待の権利を判定する日に株主になっていればもらえます。株主優待を実施している企業は1450社あり、その数は増加傾向です。株主優待の権利を判定する日は、株主優待を実施している企業の決算月によって決まってきますが、3月末、12月末、2月末の企業が多くなっています。2月決算の企業は、私たちが馴染みのある小売の企業が多く、だからかどうかは分かりませんが、毎年、1、2月あたりから株主優待に関する投資が話題になることが多いです。

株主優待の内容はどう調べたら良いですか?

企業のホームページや、Yahoo!ファイナンスのページで見るのが手っ取り早いです。インターネットの検索窓に「企業名+株主優待」と入れて検索すると、だいたい1ページ目に企業のホームページが出てくるはずですし、銘柄コードや企業名が分かれば、Yahoo!ファイナンス内の検索窓に「銘柄コードor企業名」を入れて検索し、株主優待のタブをクリックすると出てきます。

今回取り上げる吉野家HDの例で行きますと、企業のホームページはこちらで、Yahoo!ファイナンスのページはこちらになります。

吉野家HD(9861) 19万円程度の投資で3000円の牛丼などに使える優待券が年2回も貰えます

第1回目は、銘柄コード9861、吉野家HDの株主優待についてです。吉野家はご存知の方も多いですが、牛丼のチェーンを展開している企業です。

吉野家優待券

2019年1月7日での株価は1870円で、100株から株主優待が頂けますが、100株投資する場合、投資額は187000円となります。

権利確定のタイミングは2月末日と8月末日で、それぞれ300円の優待券が10枚貰えますので、1年に6000円分の優待券が頂けます。

優待利回りは、6000円/187000円を計算しますと、約3.21%となります。

配当利回りは、実績ベースでの配当が1株当たり20円となっていますので、約1.07%となります。

優待利回りと配当利回りを足し合わせた総合利回り約4.28%となります。今後の株価の上下などを考えなければ、この数値は高いほうが良いですが、この数値は星の数ある株主優待企業の中で高めかと思います。

優待選びのポイント① 優待利回りと配当利回りを足し合わせて判断してみる>

<優待選びのポイント② 優待利回りと配当利回りを足し合わせたものを「総合利回り」という>

優待券の使いみちについてですが、この優待券は、「吉野家」以外にも、「そば処吉野家」、「はなまるうどん」とその系列店、「ステーキのどん」とその系列店、「京樽」とその系列店で使うことが出来ます。「京樽」は持ち帰りでも使えますし、京樽グループには「海鮮三崎港」や「すし三崎丸」、「すし三崎港」がありますので、「吉野家」の牛丼、「はなまるうどん」のうどん以外にも使用できる店舗がかなりあることがわかりました。

利用できる店舗が検索できる会社の株主優待情報はこちらです。

最後にご注意!

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というわけで、次回もお楽しみに!