モーサテやすべえです。「夏休みの自由研究」と題して書いております、「モーニングサテライトの観察」ですが、今回、後編として、東京のスタジオからの放送について書いていきます。

 

 

【東京のコメンテーター】

6月から8月までの3カ月間、数えてみたら53人の方が登場していらっしゃいました。

 

様々な分野の方が出演されますが、最も多く出ていらっしゃったのは、藤戸則弘さん(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)で、5回でした。藤戸則弘さんは、データや事実をもとに、「マーケットはこうなっているが、私はこのように思う」と、コントラリアン(逆張り投資家)的な主張をよくされます。いつも興味深く見ています。

 

4回ご出演の方は多数いらっしゃいました。ニューヨークからの中継の無い月曜日に多く出ていらっしゃる(4回すべて月曜日!)のが、広木隆さん(マネックス証券)です。メールマガジンも月曜日の朝に配信されていらっしゃって、広木さんにとって月曜日はアウトプットの日になっているのかもしれません。ちなみに広木さんは、強気の予想でも知られている方です。

 

矢嶋康次さん(ニッセイ基礎研究所)も4回出演の中で、月曜日出演が3回となっています。矢嶋さんはとにかくお話の流れがスムーズで聞きやすく、内容のバランスもちょうど良い感じで、モーサテの東京コメンテーター陣の中でも重要な方と思います。

 

佐々木融さん(JPモルガン・チェース銀行)は、4回出演の中で、月曜日出演が2回となっています。佐々木さんは為替の専門家ですが、ロジックが明快で、説明が分かりやすく、最近お見掛けしませんが、池田雄之輔さん(野村證券)とともに、わかりやすい為替ストラテジストお二方として、私の中で頼りにしています。

 

他にも、FRBについて、見るべきポイントをフォーカスして詳しく説明してくださる、FEDウォッチャーと紹介される鈴木敏之さん(三菱UFJ銀行)や、金融機関からではなく、伊藤隆敏さん(コロンビア大学教授)や、渡辺努さん(東京大学教授)白井さゆりさん(慶応義塾大学教授)といった経済学者の方など、本当に多彩な方々が出演されていますので、毎日大変面白いです。

 

 

【きょうのオマケ】

モーサテには、通常放送とのもう一つの魅力ある放送があります。それが「きょうのオマケ」です。

コメンテーター陣のざっくばらんとしたトークと共に、アナウンサー陣の肩の力を抜いたトークが楽しめます。

コメンテーターの方は、地上波という緊張感が薄れ、また台本がないからでしょうか、通常放送で盛り込めなかったところや、関連の無い話題まで、心地よくお話してくださいます。

テレビ東京のアナウンサーの皆さんは、仲が良さそうで、番組の良い雰囲気に寄与している感じがします。何かの会で佐々木さんとお会いしたことがありますが、司会進行力はキャリアを積んでいらっしゃる方なので当然高いのですが、ただ進行するだけじゃなくて、内容がいかによく伝わるかを考えながら進行されていて、勉強になった思い出があります。

 

 

ということで、夏休みの自由研究、モーサテを毎日見て思ったこと、でございました!

 

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