やすべえです。2018年から、「つみたてNISA」がスタートしました。iDeCoに関しても沢山の解説本が出ましたが、NISAに関してもいろいろな解説本が出ています。読んでみてわかりやすかった2冊をご紹介していきいます。

 

ムック本で色々な方が執筆されている本で、盛りだくさんな内容です。一つ一つの掘り下げ方が浅いと感じるかもしれませんが、わかりやすく、iDeCoについても載っていてオトクなので、やすべえ一押し、本命とさせていただきます!ムック本って、売り切れたら、重版になるんですかね?買っておいて損は無いと思います!

「iDeCo」とか「NISA」とか何が違うの?と思っている方には、この本で両方学んでしまうと良いです!ここで簡単に言ってしまうと、「iDeCo」は、掛け金を拠出するとき、運用するとき、受け取るとき(年金のように受け取ったり、一時金として受け取るとき)、この3つの段階で節税メリットがあって、「NISA」は、運用するとき、受け取るとき(売却するとき)で節税メリットがあるというものです。

「iDeCo」とか「NISA」とかって何でやったほうが良いの?と思っている方も多いかもしれません。「老後の暮らしを見据えて」という話ですが、今後の「公的年金」は少子高齢化が進む中で支給が少なくなる見通しですし、「企業年金」は改廃が相次いでいますので、老後の暮らしにおいて、お金のやりくりの仕方がこれまでとは変わってくることになってきます。そこで、国として「私的年金」である「iDeCo」や「NISA」に税制優遇をガッと入れて、稼いでいたり、貯蓄している国民の皆さんに対して、「投資」をしてもらおう、資産を増やしてもらおうと目論んでいるわけです。まぁ、このビッグウェーブに乗りましょうよ!乗っておきましょうよ!という話です。

資産運用って言われると、面倒だと思ったり、尻込みしがちですが、①本書などの入門書が沢山出ているので、読みながら実践することが容易になってきていますし、②資産運用の商品の手数料が一昔前と比べると驚くほど安くなっています。このビッグウェーブは欧米ではすでに少し前にあったのですが、日本にもようやく、ビッグウェーブ、やってきました。

日経新聞は難しくて手が出ない人でも日経ムックは別物ですので、そんなに難しくありませんよ!安心して手に取ってみてください!

 

ファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さんが書かれた本です。

「入門」とありますが、すごく詳しく書かれています。図をバーンと載せて、それをきっちりと説明するというスタイルで、少し冗長に感じられるかもしれませんが、イレギュラーなケースなども網羅されているので、「読んでおけば間違いない」本と思います。

資産運用とか、投資の世界に足を踏み入れる際に「NISA」ってシンプルでわかりやすい制度だとやすべえは思っています。「NISA」を漢字で書くと「少額投資非課税制度」なのですが、「少額」の「投資」を「非課税」で出来る「制度」というわけです。わかりやすいですよね?

これと似た制度がありました。「マル優」という制度なのですが、ご存知でしょうか?親の世代の方は知っていると思いますが、「マル優」は通称で、正式名称は「少額貯蓄非課税制度」というものでした。「少額」の「貯蓄」を「非課税」で出来る「制度」というわけです。(注:「マル優」は平成14年度税制改正で体の不自由な人を対象とした障害者向けのマル優制度へ改組されました。)

というわけで、「NISA」は「マル優」くらいのブームになる可能性を秘めていると思っておりますので、重ね重ねになりますが、このビッグウェーブに乗りましょう!乗っておきましょう!と思っているわけでございます。

最後に、竹川さんがダイヤモンド社から出されている著書は、装丁が似ていてシリーズみたいな感じで揃えたくなっちゃいます。楽しいイラストも入ってます。『一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門』、『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』なども、お手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

さて、皆さんはどちらの本を手に取りますか!?NISAの世界に、ジャンプイン!