TEDで学ぶ!やすべえです。今回の「TEDで学ぶ」はマイケル・サンデルの「なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか?」です。

マイケル・サンデルさんと言えば、ハーバード大学の教授で、沢山の著作があり、テレビにも出ていたりしますので、知っている方も多いと思います。人間の道徳心や倫理的な立場について、二つの異なる立場からの意見を求め、議論を深めていくスタイルが有名です。

 

それでは、マイケル・サンデルの「なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか?」、鑑賞していきましょう。

 

ストーリーは、「市場経済」と「市場社会」について説明し、「市場社会」について警鐘を鳴らすという内容になっています。「市場経済」とは、市場を活用して自由なモノの生産を発生させていく経済ですが、一方、「市場社会」とは、ほぼすべてのものに値段が付く社会とスピーカーは定義し、「子供たちに1冊の本を読むと2ドル与えるというインセンティブ」について、YESとNO、二つの異なる立場からの意見を求め、議論を深めていきます。

 

英語のレベルは中程度だと思います。スピーカーは出来るだけやさしい単語を選んでいますし、一度使った単語を何度も使ってくれますので、聞いていく中で新しい単語だとしても意味が解るようになりますし、話の内容も理解できていくのではと思います。サンデルさんの議論の内容は興味深いもので、それ自体、学ぶべきものと思いますが、サンデルさんの議論の展開のやり方も大変上手いので、それも学びがいがありますね!

 

次回もお楽しみに!

 

 

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