TEDで学ぶ!やすべえです。今回の「TEDで学ぶ」はサイモン・アンホルトの「あなたの国の選挙―国外の人なら誰を選ぶでしょうか?」です。

The Global Vote」というウェブサイトをご存知でしょうか?私はこのTEDを見て初めて知りましたが、このウェブサイトは、誰でも世界各地どこにいても他国の選挙に投票できるというサイトです。もちろん「The Global Vote」のウェブサイト上で投票できるというだけの話で、その国の選挙結果に反映することは無いものです。そんなウェブサイトを立ち上げたスピーカーがこれからの新しい政治のカタチを問うていくプレゼンテーションです。

2016年11月のプレゼンテーションで100万回程度の視聴回数ですが、私の「TEDで学ぶ」の3つのポイント、①英語力、②プレゼンテーションテクニック、③知っておいたほうが良いアイディア、がいい感じに学べる良いプレゼンテーションだと思います。

 

それでは、サイモン・アンホルトの「あなたの国の選挙―国外の人なら誰を選ぶでしょうか?」、鑑賞していきましょう。

 

ストーリーは、「The Global Vote」と「実際の投票結果」が違う事をスタート地点として、昨今の人・モノ・サービスのグローバル化と政治のローカル化などを対比し、新しい政治のカタチを提示していくというものです。

古い政治のカタチは、自国民と自国の領土に対してのみの責任を持つというもので、新しい政治のカタチは、自国民と自国の領土に対しての責任に加え、さらに地球上の 全ての人間、動植物、土地や大気に対しても責任を持つべきではないかというものです。ダイバーシティや文化の融合がこれからの人類の発展のキーポイントになるならば、自国民と自国の領土だけを考えるのは時代遅れじゃないかとも主張します。

英語は聞き取りやすく、我々のように英語が母国語でない人でも話すことができるようなレベルです。また、プレゼンテーションテクニックも基本に忠実と言いますか、平板に見えるが話に引き込まれる感じでよいです。そして、何より、「The Global Vote」というコンセプトが素晴らしく、いろいろなことを考えたり学べたり出来るところがまた良いと感じました。

 

次回もお楽しみに!

 

 

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