この度の豪雨、地震で被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。自然災害に対する人間の無力さを痛切に感じますが、人間は常に前進してきたという歴史があり、今回の被害を乗り越え前進していかねばならないとも思います。早くの復旧を願います。
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というわけで、やすべえです。今回の「TEDで学ぶ」は、トーニャ・メノンの「素晴らしいチャンスを掴む鍵はまだ会ったことのない人にあり」です。
トーニャ・メノンさんは、組織心理学者だそうです。17年前にMBAの学生を教え始めたと冒頭で言っていますので、先生としてのキャリアはそれ以上という事になるのでしょうか。
それでは、トーニャ・メノンの「素晴らしいチャンスを掴む鍵はまだ会ったことのない人にあり」、鑑賞していきましょう。
ストーリーは、自分と似た人と一緒にいるのことは居心地が良いものなので、無意識に自分と似たような人と一緒に居がちで、自分と似たような人の集団を作りがちだという現象の紹介から始まり、そういった現象の中では人間関係が拡がっていかないので、打開していかないといけないのではないかと主張します。
実際、新しい仕事などは、自分と似たような人の集団からではなく、知り合ったばかりの人といった弱いつながりの人から得ることが多いといったこともあり、新しい考え方が必要だったり、新しい職が必要だったりとか、新たなリソースが必要だったりする場合に、意識的に人間関係を広げていくことが役に立つのではないかと言います。
プレゼンテーションは、最初緊張している感じも見えていたり、テクニックらしいテクニックを使っていなかったりと、総じてプロ感をそれほど感じないのですが、逆に好感が持てますし、私たちがプレゼンテーションで目指す一歩というものはこういうところにある気がします。第一の目標は、「伝える」ことで、それを忠実に実行しているプレゼンテーションだと思います。
また、英語のレベルはそれなりに高いかもしれません。キーワードとなる単語はプレゼンテーションのスライドに表示されたりするので、母国語でない我々には有難いです。話の展開はカチッカチッとしているので、2度聞くとかなり理解できるのではと思います。
次回もお楽しみに!