やすべえです。「金融リテラシー本の紹介」シリーズ、久々になります。今回は、岡本和久さんの「お金と心 200パーセントのしあわせ持ちになれるシンプルな生き方」を紹介します。

この本は、岡本和久さんの考え方を知るために最適な著書です!

皆さまは、「お金と心」と聞いて、何を思いますか?「お金」に関しては、資産運用についてであったり、日々のお金の使い方であったり、いろいろと思うでしょうし、「心」に関しては、心理学的なことであったり、精神的なことであったり、こちらも色々と思うのではないでしょうか。

やや漠然としたタイトル名でありますが、この本は、著者の岡本和久さんの考える「お金」について、「心」について、そして、「お金と心の関係性」について、分かりやすく書かれている本です。岡本さんは、20冊以上の本をお書きになっていますが、本書は決定版と言えるのではないかと思います。

書かれている内容は!?

目次を見ていきますと、「第1章 学びの時代~お金の基礎知識を得る」、「第2章 働きの時代~将来のための資産運用をする」、「第3章 瞑想でつかむ200パーセントの人生」、「第4章 私の人生と瞑想」、「第5章 遊びの時代~「しあわせ持ち」へのロードマップ」となっています。

第1章と第2章が「お金」に関することが主に書かれている章となっていて、本の半分くらいのボリュームを割いて、基本的な知識から実践的な資産運用までを説明しています。単純に「お金」に関する知識や知恵を得ていくような読み方もできますし、一方でこれまでの「お金」への接し方を修正、調整していくような読み方もできるのではないでしょうか。

第3章は「心」に関することを書きながら、「お金」と「心」が共鳴したり、リンクしていることを説明、紹介しています。ここで紹介される「超越瞑想(ちょうえつめいそう)」、英語で言うと「Transcendental Meditation」は、「朝夕20分ずつ、心を静かにする」というだけのものです。本書やホームページを見てみると分かりますが、「瞑想=怪しい」という考えは、この超越瞑想には当てはまりません。私はまだ実践していませんが、非常に惹かれます。

第4章は章のタイトル通り、岡本さんの人生と、岡本さんが出会った瞑想について書かれています。この章の終わり(p.189)の方に「新三方よし」という岡本さんオリジナルのアイディアが書かれています。いわゆる近江商人の「三方よし」は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」ですが、この「新三方よし」は何だと思いますか!?ぜひ、お読みになって確認してみてください!

第5章は、「働くステージ」を終えてから、どう生きるべきかについて、ヒントや指南が満載の章です。お金の面だけでなく、様々な面で「持ち」になることで、「しあわせ持ち」になれるということを言っています。

以上、内容の簡単な紹介となります!

ちなみに、rennyさんというインデックス投資界隈ではとても有名な方もレビューしていらっしゃいますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

私は2冊持っています!(笑)

みなさんは、何冊買いますか!?(笑)

この本を読めば、穏やかな気持ちになり、その穏やかな気持ちの中で資産運用を行うことができるので、資産運用の効用もアップすることが期待できると思います。金融リテラシーとは、金融に関する知識や知恵を理解し、その知識や知恵を活用する力と言えますが、本書は方法論と精神面で非常に支えてくれる本です。

おススメです!

 

ということで、久しぶりの金融リテラシー本の紹介でした!

お金と心 200パーセントのしあわせ持ちになれるシンプルな生 [ 岡本和久 ]

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