やすべえです。

2018年7月29日(日)、5時間にわたるお金のお話、やりました!場所は、東京神保町にあります「Co Learning Space みらい研究所」というところでやりました。みらい研究所は、先生さんにも生徒さんにも居心地の良い、とても良い場所です。

お題は、『「金融の基本」から「投資の実践」までを5時間で学びつくす講座』。

当日のやすべえです5時間という長丁場の講座ですが、1時間半のセッションを3回行う形で行いました。

最初の1時間半の冒頭では、金融リテラシーを学びつくすためにどうしたら良いのか?ということをお話しました。
それは、「知識や知恵を覚えるようなこと」と、「知識や知恵を使いこなせるような実践的なこと」の両方を得ていく必要があるという事。例えるなら、縦糸と横糸が織りなされて布になるようなことで、座学で基礎を学んで、アクティブラーニングで応用を学んだり、または、化学反応の式を教科書で学んで、実験室で反応させることによって実際の現象を見て学んだり、というような事です。

実感していただくために、その最初の1時間半の前半部分は、①金利やインフレや株式といった、金融に関する基本的な理解を進めることからスタートし、後半部分は、②日本の年金制度や、国の財政について問題提起し解答を探していくといった、金融に関する応用分野を学びました。言ってみれば、金融リテラシーのスタートとゴールを最初に見ておくといった時間になりました。

 

次の1時間半では、③金融リテラシーの中でも最重要な部分である「投資の知識と心構え」について学びました
「投資を学ぶ」と言っても、なかなか系統立てて学ぶことは難しいものです。私は、「投資を学ぶ」中で、どのような知識と心構えが必要かを考え、5つに分類しました。その5分野をまんべんなく育てていき、自分の中に「投資の知識と心構え」の木を大きく育てていくような感覚で知識や知恵を得ていきましょうというお話をさせて頂きました。

また、④近年ノーベル賞を受賞して話題となっている行動経済学にもアプローチしていきました。金融リテラシーと行動経済学は、近年かなり密接に関わりあっています。「金融広報中央委員会」が行っている「金融リテラシー調査」には、行動経済学に関するアンケートが3問も入っています。合理的な行動をするはずだ、正規分布で考えれば良いはずだ、という従来からの金融理論が実際にワークしない理由を、各国の中央銀行や金融政策を研究する人たちが探しています。

 

最後の1時間半では、一日のゴールとして、⑤投資をすぐにでも始められる(すでに投資を始めている人はより良い投資が出来る)ことを目指しました。投資を実践するというのは、身につけた金融リテラシーの基礎や応用を発揮する場でもあり、同時に、実践しながら基礎や応用をさらに学んでいく場でもあります。「OJT」というと軽いですが、実際に投資の一歩を踏み出すことで世界がどんどんと拡がっていきますので、受講していただいた方には、投資がスタートできるまで、サポートさせていただくことにしています。

 

5時間の講義の後は懇親会です。今回は沖縄料理屋で、講義に関することから、金融リテラシー全般に関することや、関係のないことまで、沢山お話して、盛り上がりました。「懇親会の短い時間では話し足りないよね!」となり、私も含め受講者の方々がネット上でお話が出来る場所を提供させていただくことになりました。これからどんな会話が行われていくのか楽しみです!

私はお話しするのが大好きですし、一球入魂で集中して5時間過ごしますので「あっという間」に5時間終わりましたが、受講者の方からも「あっという間の5時間だった」と言っていただきました。「楽しく、分かりやすく」お話しするように努めていますが、皆様飽きずに、最後までついてきてくださって、有難うございました!

(写真は当日のやすべえです!)

今後のやすべえの講座は??

やすべえの講座、ベースとしております京都では定期的に開催する予定にしておりますが、この講座を色々な場所でやっていきたいと思っております。「受講者はいる、でも話す人がいない!」場合など、お知らせ頂けましたら、飛んで参りますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします!

「金融の基本」から「投資の実践」までを5時間で学びつくす講座