やすべえです。前回は起業に際して読んだ本を紹介しました。今回は実際の起業のフロー的なことを紹介したいと思います。

私は2020年4月に株式会社を設立しました。設立の際の費用を出来るだけ抑えたかったので、自分で出来ることは自分でやりました。設立費用を抑えたい方には役立つかもしれません!

 

株式会社設立を決意したら→登記申請まで

①市役所(区役所)に行って、「印鑑登録証明書」を2通取得します。
自分の印鑑の「印鑑登録」をしていない場合は、印鑑登録の必要もありますが、登録と同時に印鑑登録証明書を取得できます。
1通は、⑦の公証人さんにお渡しし、もう1通は⑨の登記で法務局さんにお渡しします。(必要ないケースもあります)

②定款を作ります。
日本公証人連合会さん定款等記載例を参考にしました。
ここで、社名が決まっていなかったら決めましょう。
(余談になりますが、一人で考えると突飛な名前になりがちな気がします。私は周りの友人にアドバイスをもらいました!)
定款に記載する事業内容が悩むところだと思います。ググるといろいろ出てきて、どのレベルまで書けば良いのかがわかります。

③会社の印鑑を作ります。
社名が確定したタイミングで作っておくと良いと思います。
私がお世話になったところのリンクを下の方に載せておきます。

④行政書士さんに定款の電子認証手続きをお願いします。
ここでの具体的なやりとりですが、
まず、行政書士さんを探しました。マイナーなサイトかもしれませんが、「ミツモア」という所を利用しました。
そこで見つけた行政書士さんとやり取りしていきますが、定款案を送ったり、その行政書士さん経由で公証人さんによるチェックをしていただきました。1万円程度でやってもらえると思います。

⑤発起人の銀行口座に資本金の額を振り込みます。
株式会社の資本金、ありますよね?という確認に必要です。
タイミングが重要で、定款が作成されて、電子署名が済んでから行うこととなります。

⑥払込証明書を作成し、通帳コピーと一緒に閉じておきます。
払込証明書はペライチで、会社の印鑑を押します。⑤の取引が分かる通帳コピー(私はウェブ通帳を印刷しましたがOKでした)と一緒にしておきます。

⑦公証人役場に事前予約して出向きます。
行政書士さんと繋がっている公証人さんにアポを取り、面会します。
面会時、新品のCD-Rと印鑑登録証明書と現金(手数料5万円と、定款の謄本を取得するための費用2000円程度)と印鑑(何かあった時に必要になるケースが有ります)を持っていきましょう。
CD-Rには定款を記録していただけます。(これは、⑨で使うCD-Rとは異なります)

⑧法務局で「事前相談」なるものが出来ます。(任意!)
法務局のサービスで事前相談というものがありまして、利用しました。
電話で予約して、対面で(今はオンラインかも)相談することができました。
「この書面は合っていますか?」、「他に必要な書類はありますか?」、「このまま登記申請で出しても大丈夫ですか?」といった問題を投げかけることができ、それぞれアドバイスがいただけましたので、大変有難いものでした。

⑨法務局に出向き、登記申請します。
いよいよという感じですが、登記したい日(私の場合は4月1日でした。)に法務局に出向き、登記申請します。
登記すべきことが記録されているCD-R(代替物でも可)、印鑑登録証明書など、10種類くらいの資料(手続きを踏んでいくと分かりますし、ペライチの書類が多いですし、すぐ作れます)と現金(印紙代として15万円)、印鑑(何かあった時に必要になるケースが有ります)を持っていきましょう。

2週間くらいすると、登記が完了します!おめでとうございます!

 

⑩登記完了後の必要となる書類を取得します。
金融機関の法人口座を開設したい場合など、「(法人の)印鑑証明書」や「履歴事項全部証明書」が必要になりますので、登記が完了してから法務局で取得しておきましょう。
インターネット上に、設立した会社の名前や法人番号が出てくるので、実感が湧いてきます。
そして忙しくしている中、本店所在地の住所あてに、たくさんのDMが届いてくるので、さらに実感が湧いてきます。

会社設立登記完了はゴールではなく、スタートにすぎません!ここからが勝負です!

 

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