やすべえです。このシリーズも13回目を迎えました!お読みいただいている皆様、ありがとうございます!
今回は、大学・大学院のざっくりとしたスケジュールについて書いてみようと思います。
私が大学生だったころを思い出してみますと、テニスをしたり、カラオケをしたり、バイクツーリングに行ったり、バイトをしていたり、好き勝手にやっていた記憶ばかりがよみがえります。しっかりテストやレポートの対策をしていたのか、思い出せません!(笑)
年間の日程のイメージ
大学・大学院の講義は、前期、後期で分かれます。前期は4月からスタート、7月末が実質的な期末、後期は10月からスタート、1月末が実質的な期末となります。忙しさをグラフにしてみました。
4月、10月は、どの科目を履修するか決定する期間として重要です。ネットワークづくりなども大事になってきます。第1回目の講義は、講義内容の紹介や、予習復習について、単位認定の方法など、重要な情報が満載ですので、少しでも興味のある講義には出席しておくほうが良いでしょう。そして、講義時間が重複している場合など、出席できなかった場合は、直接先生に聞いたり、お友達から聞くなど、積極的に情報収集しておくべきだと思います。
5月、11月は、履修する科目も決まり、淡々と粛々と講義に出席する期間です。
6月、12月は、中間発表があって準備をしたり、グループでのディスカッションが増えてきたり、6月末、12月末が期限のレポートなどもあったりするので、少しずつ忙しくなってきます。年末に時間が取れるから何とかなるだろうと考えていると何とかならないケースが多いようです。社会人の言葉で言うと「前広に」と言うのでしょうか、早め早めに対応していくことが大事だと思います。
7月、1月は、テスト、レポートの盛りで、最も忙しくなります。図書館も混み合います。末日〆のレポートが重なっている場合は、それこそ「前広に」やっていく必要がありますし、場合によっては取捨選択する必要が出てきます。
8月、2月は、一転、お休みモードとなります。成績が出てくるので、そのチェックなど、やることは多少あるものの、先生も生徒も旅行に行ったりしているみたいです。所属するゼミや研究室の方針によっては休めないケースもあるかもしれませんので、ご確認を。
9月、3月は、次の期間に向けての助走期間となります。シラバスや、先輩へのヒアリングなどから、どの科目を履修するかを考えておいたほうが良いでしょう。必要な単位数と認定される単位かどうか、科目の時間割、万が一の状況に備えた保険として履修する単位を考えておくなど、ちょっとしたパズルになってきますので、データを集めて準備です。
講義について
講義のスタイルは大きく分けて3つあります。①毎週ある講義、②隔週でやる講義、③集中講義の3つです。
「①毎週ある講義」が多いのかなと思いますが、個人的には最もハードだと思います。通学の時間を含めて講義にかかる時間が最も多いですし、宿題が出る科目の場合は時間的な制約が最も厳しくなります。
「②隔週でやる講義」は、個人的には最も学びやすいスタイルかなと思います。課題に対してゆったりと取り組めますし、予習・復習のスケジューリングもやりやすいです。ただ、一度の欠席が大きく評価に響くことに注意が必要です。
「③集中講義」は年末や、いわゆる夏休み期間に集中して行われるような講義で、社会人学生は履修する人が多いようです。これは、上段の「年間の日程のイメージ」のグラフに大きく影響してきます。また、毎週行く、隔週で行くといった習慣的なものではなく、短期集中なので、この科目をぜひとも学びたい、または、この科目の単位を必ず取りたいというモチベーションがあるかどうかが大事になってきます。
評価について
評価は主に、①出席点、②レポート、③個人、グループワークの発表、④テストの4つとなります。
「①出席点」は、宿題の提出などの場合もあります。講義への出席は、なんやかんやで単位に直結しますので必須ですが、「出席点を評価する」と宣言している科目のほうが単位を取得しやすい気がします。
「②レポート」に関しては、剽窃など、細心の注意を払わなければいけませんが、課題をしっかり理解して書くことが出来れば良いのかなと思います。加えて、レポートを書くやる気、元気が必要です。レポートの書き方についてまとめた記事がありますので宜しかったらどうぞ。
「③個人、グループワークの発表」は、しっかりとした準備が必要になってきます。グループワークの発表は、あまりお互いを知らない中で作業が進んでいきますので、早目に仕上げたいタイプの人と追い込みで仕上げたいタイプの人の間での相互理解が必要になったり、途中で投げ出してしまう方もいるので残されたメンバーでやりきる力など、その時その時で様々なスキルが必要になってくるものと思います。いろいろ勉強になります。
「④テスト」は、記憶力の衰えている40歳過ぎの脳には厳しいですが、ある程度は避けられません。ただ、準備の時間は限られていますので、最低限やっておけば、最低限の点数を取ることが出来ると言えます。負けない戦いが出来ると言えばよいでしょうか、大きく差がつかないので、優良可の可でも単位がゲット出来ると考えられます。
ここで最も大事なことは、「①出席点」と「③個人、グループワークの発表」重視の科目と、「②レポート」と「④テスト」重視の科目をバランスよく取り入れることだと思います。
「年間の日程のイメージ」でグラフ化しましたが、「②レポート」と「④テスト」で忙しくなってしまう7月末、1月末の負担を抑えるために、ある程度「①出席点」と「③個人、グループワークの発表」重視の科目を入れておいたほうが良いということです。少しテクニック的ですが、大事なことだなと実感しています。
以上、個人的な雑感ですが書いてみました。最後までお読みいただきありがとうございます!ご参考になれば幸いです!
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